あれよあれよと言う合間に日が沈むのが早くなり、ジョン・レノンを無性に聴きたくなる、こんな季節。四季の中で一番好きな季節でして、いつも「あっという間にクリスマス」みたいな儚いシーズンです。もう、ホームセンターではクリスマスグッズが売られており、僕的には目を背けたい、まぁ、そんな感じです。そして普段は体育会系な僕も、ちょっとは文化的になったりもします。
「 主よ: 時が来ました。この夏はとても偉大でした。あなたの影を日時計の上に落とし、そして野面に、幾多の風を吹き放ってください。
最後の果実たちに豊かに実るように命じ、そしてそれらに、南方の暖かい日々を、二日だけ与えてください、それらを完成へと至るように急き立て、そして最後の甘みを狩り立てて重たい葡萄の実の中に入れさせてください。
今家をもたない人は、もう自分の家を建てることはないでしょう。今独りでいる人は、ずっと独りでいることでしょう。 夜にめざめ、本を読み、長い手紙を書くでしょうそして、落葉が舞い散るときには、あちらこちらと並木路を、定めなくさまようことでしょう。」
こんなリルケの詩を想い出す度、センチメンタルにもなりますが、特別な思入れのある今年の秋を、自分なりに満喫したいと思っています。
☆写真は井頭公園の鴨です。秋といえばジビエ!食欲の秋ですね。
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